『ありがとう』と言いたいのに・・。
以前お話しした、ミス連発の協力企業のお話しです。
当社の設計業務で使用するソフトは多々あります。
でも、現在私の分担する業務においては自動化が難しく、
基本となる応力算出だけは当社開発プログラムを使用しますが、
それ以降の強度検討は専用プログラムを開発するには至っていません。
それらの対応には以下の4種のソフトを使用し、
人力で何とか設計しています。
- AutoCAD
- Excel
- Word
- Acrobat
これらは、世間一般で良く使われるものであり、
特殊性はないと言っても良いものばかりです。
でも最近、ある協力企業の方のミスが多く困っているのです。
- 力学的な知識は十分に持っている。
- 構造を読み取る力量も十分にある。
- 使用ソフトの特徴も操作方法も十分理解している。
- この業務の目的も十分に理解いしている。
であるのにミスを連発するのは何故だろうか?
- 体調不良
- 家庭の心配事等
- 無理な受注
- 計画性に乏しい。
自己分析をしてレポートを出す様に要求したのが10日前。
でも、どの様に書いて良いのかが解らない様子。
その間もミスの連発。
段々とミスが増えている様な気もします。
『危ない』と思い、総チェックをかけているから尚更なのか・・。
これでは、彼に仕事をさせてあげるために発注している様なもの。
完成品を受け取った時『ありがとう』と言いたいのになぁ・・。
やはり考えられるのは、
・計画性に乏しく、自身の力量に見合う受注量の判断が出来ていない
・体調不良(本人が認識していない可能性も有る)
・家庭の心配事等(言えない事も有るだろう)
レポート作成で自己分析をして貰えば、
何かきっかけを掴む事が出来るのではないか?
と思いましたが、もう無理なのかもしれません。
それで已む無く、
渡していた仕事の半分以上を引き取る事にしました。
残った仕事は十分に時間を掛けて仕上げ、チェックを済ませた後に提出する様念押しをしました。
それでも信用出来るとは思えないので、その後の総チェックはこちらで行う予定です。
多くの協力企業を管理しながら、この時点で自分が協力企業と同等の作業量を引き受けるのは少しばかりしんどいです。
あと2か月間の辛抱だし、久しぶりに頑張るかな。
今後、彼自身の信用は自分で勝ち取ってもらうしかないのでしょう。
完成品を渡し『ありがとう』と言わせてほしいな・・。

にほんブログ村
スポンサーサイト